ピアノを習っている娘への気持ち
私は小さい頃から中学2年生まで、ピアノを習っていました。
特にやる気があったわけではないけれど、先生がその地域ではとても有名な方で、先生のおかげである程度弾けるようになりました。
毎日1時間練習するのは当たり前。2時間、3時間と練習している同じ教室の同級生は、コンクールで全国大会に出ていたりしました。
習っていたときは「練習が嫌」という気持ちもありました。でも教室をやめた後、好きな曲を弾けるようになり、趣味でずっと続けていきたいと思いました。
そんな私の小さな夢は、「将来子どもができたら、その子と連弾したい」でした。
ただ、真面目すぎる自分の性格をわかっていたので、子どもに習わせると必要以上に厳しくしてしまうだろうと思っていました。だから習わせようとはしませんでした。
でも長女が、「ママみたいに弾けるようになりたい、習いたい」と言い出したとき、とてもうれしかった。がんばりやの長女なら、ちゃんと練習するかもしれない。楽しく連弾できるかもしれない。
「毎日練習しないといけないよ、約束できる?」
約束させて、今2年になろうとしています。
やっぱり、これまでイライラすることも多かったです。なかなか練習しようとしない、練習してもすぐ終わる、少し注意すると泣く、先生に言われたところを直そうとしていない、なんなら忘れている…など。
練習すればするほど上達する娘をみて、自分のことを棚に上げて、期待する気持ちを止められません。高い月謝を払っている、という気持ちもあります。
でも先日、「幼児は手を離すな、小学生は手を離して目を離すな…」という言葉を目にしました。子育て四訓というそうですね。
いつの間にか小学生。手を離さなければいけないのだ、と、はっとしました。
長女がピアノを好きでやっていること、上手になりたいと思っていることを確認し、「送り迎えはするけれど、練習していなくても口は出さない」と約束しました。
長女が好きでやっていることです。ピアノに限らず、手を離していくことも必要です。
つい口出したくなるけれど、我慢我慢。上手になりたいなら練習するはず。さぼることが多くなれば話し合えばいい。
育児って本当に自分が成長できます。
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